先日、2週間ほど人生で初めての入院をしました。そこそこ長い期間の入院でしたが、実際に役に立ったものをご紹介しますので、これから入院される方や、お知り合いが入院する方はぜひ参考にしてくださいね。
4位:LANケーブル


Wi-Fiも使える環境だったのですが、フリーWi-Fiは危険性も指摘されるので、わたしのようにセキュリティーを気にされる方はLANケーブル持参をお勧めします。
スピードを優先する人はカテゴリーの数字が大きなLANケーブルもご検討ください。LANケーブルを直接差し込めないノートPCやタブレットを使う方はコネクターも用意するのをお忘れなく。わたしが持っているのはUSB typeCへの変換が必要なノートPCなので、コネクターも併せて持って行きました。


3位:スピーカー(個室ならおすすめ)
個室で過ごす場合、お隣や外に聞こえない程度のボリュームであれば音楽をかけて過ごすのもおすすめです。小さな音でクラシックやジャズをBGMとして流せばホテルのような気分を楽しめます。

わたしが今回用意したのはこちらのBluetooth対応スピーカー「 EmbertonⅡ(エンバートン2)」。「Marshall(マーシャル)」というイギリスのアンプメーカーが作ったワイヤレススピーカーです。音楽に詳しくないわたしですが、とてもよい音なので大満足しています。ラジオをつないだらそこに人がいるような、クラシックならそこに小さなオーケストラがいるような素敵な音を楽しめます(個人の感想です)。
入院のためだけに買うにはちょっと高いかもしれませんが、その後も使うことがありそうな方はぜひ検討してみてください。わたしは退院後も、仕事中や休日、寝る前などフル活用しているので、きっかけは入院でしたが、買ってよかったなと思っています。
音はもちろん、使いやすさも申し分ありません。1回の充電で最大約30時間の使用が可能で、防水防塵を表すレベルもIP67(防水レベルは9段階の上から2番目/防塵レベルはは最高レベル)とかなり高いので、アウトドアなどでも活躍してくれそうです。
入院中はiPhoneとこのスピーカーをBluetoothで接続して、小さい音量でジャズなどを楽しんでいました。無音だと病院内の音が少し気になったりするのですが、ジャズやクラシックを流すことでそれらの音も少し打ち消しながら、病室を少し心地よい空間にしてくれました。








2位:ほのかな香り

こちらも入院生活をちょっと上質に感じさせてくれるアイテム。
強い香りだと、ほかの方にとって不快に感じられることもあると思うので、あくまでも自分だけが感じられるようなほのかな香りがよいと思います。強い香りを持ち込んで病室に香りが残ってしまったりすると、病院にとっても迷惑になると思いますし、病室を訪れる看護士さんが眉をしかめるということにもなりかねないのでご注意ください。
1.せっけん類
病院によってはシャンプーやボディーソープなどは自分で用意する必要があるところもあると思います。そんなとき、いつもよりちょっとリッチなものを選んでみるのはいかがでしょう?
今回わたしが持参したのはロクシタンのシャンプーとボディーソープ。ロクシタンは高級ホテルのアメニティーにも使われているブランドなので、入浴後の残り香で少し優雅な気分を楽しめます。


2.ハンドクリーム

ハンドクリームもほのかな香りでおすすめです。ちなみにこちらのハンドクリームは「しっかり保湿」と「さらさら」の間くらいで、ベタつきが手にあまり残りにくいので、塗った後でもスマホやノートPCの使用は抵抗なく使えました。(個人の感想です)
3.ポプリ(個室ならおすすめ)
個室ならこちらのようなポプリもおすすめです。1221年にフィレンツェで生まれ、800年以上の歴史があるサンタ・マリア・ノヴェッラのポプリ。やさしい香りが、部屋を居心地よくしてくれます。わたしの場合は写真くらいの量で、ずっと部屋にいて香りに慣れると薄く感じるけど、ちょっと部屋から出て戻ると香りが心地いい、くらいの量。
ポプリは100gで4,840円(税込み)(2023年5月時点)。自宅では寝室に使用しています。はじめはちょっと高いかなと思っていたのですが、寝室でほんのり香る程度に使う分には結構長く使えて、その割に部屋で過ごす時間がぜいたくに感じるので、コストパフォーマンスはよいように思います。火や電気を使うアロマに比べて扱いやすいのも気に入っています。
わたしの場合は台所のすみに眠っていたWECKのガラス瓶で代用していますが、サンタ・マリア・ノヴェッラでは素敵なテラコッタのポットもあるので、興味のある方はぜひご覧になってくださいね。


ポプリ 100g Pot Pourri Bag – Firenze 1221 Edition
ポプリは、サンタ・マリア・ノヴェッラのプロダクトの中で最もアイコニックで高く評価されている製品のひとつです。トスカーナ地方の丘陵地に自生する葉、根、花、つぼみをミックスし、数世紀にわたり自社の工房で作り続けられています。
パッケージデザイン「Firenze 1221 Edition」の花のモチーフは、歴史あるフィレンツェの旗艦店、「サラ・ヴェルデ(緑の間)」の装飾に由来しています。
https://jp.smnovella.com/
1位:ふりかけ
ふりかけはあらかじめ自分で用意していたものではなく差し入れしてもらったものですが、とてもありがたかったです。


わたしの手術は全身麻酔を使用したのですが、その後の数日は気力も食欲もぐっと落ちていました。食欲が落ちている間は200gほどの白米がなかなかのどを通らなかったのですが、差し入れでもらったふりかけ使ってからとても食べやすくなりました。
食事制限がある場合は注意が必要ですが、もしふりかけやご飯の共が許されるのであればご用意されるのをお勧めします。複数種類入っているパックなら、飽きることもなくてよいと思いますよ。
まとめ ふりかけがあると食が進む
初めての入院で不安を抱えていましたが、自分であらかじめ用意したものや差し入れでもらったふりかけで、ちょっと快適な入院生活を過ごすことができました。
食事制限がある方や、個室利用をされていない方にとっては参考にならないものもあるかと思いますが、今回ご紹介したもの以外でも、空間を心地よくするアイテムや食事を盛り上げるアイテムなど、五感を心地よくしてくれるアイテムがあれば持参することをお勧めします。